いろは綜合法律事務所

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借金問題・債務整理コラム集

借金生活との決別

Aさんは、4社から250万円の借り入れがありました。
20歳になったころから、借り出し始め、約10年間、まじめに返済し続けてきたということでした。
借金が膨らんだ理由は、友達に勧められてサラ金のカードを作り、いつの間にか、自分の貯金を引き出すみたいな感覚になっていたということでした。

任意整理した結果、4社全て借金はゼロになり、過払い金も回収でき、費用を引いても、まずまずの過払い金をお返しすることができました。

そして、Aさんから、精算のときに、以下の感想を聞かせて頂きました。

「自分が借りたので自分が悪いのですが、ずっと返済のことばかり気になって生活してきた自分の20代は何だったのだろうという気になりました。借金の返済をしなてよくなった今は、ちょっとずつ貯金もしてますし、この過払い金も貯金します。もう、借金は絶対にしません。」

サラ金の30%に近い利息というのは、恐ろしいものです。
返せども返せども、借金残額がなかなか減らないのですから。
返済に毎月、追われて、そのことばかりが気になりだし、平穏な日常生活を送ることができなくなります。

しかし、Aさんは、任意整理することで、借金がなくなり、新たなスタート地点に立つことができました。
確かに、失われた20代はもう戻ってきません。
しかし、仮に80歳まで生きるとしても、まだ50年も、人生はあるわけです。
再出発を始めるには、決して遅いということはありません。
借金生活とも決別するという強い意思を聞かせて貰いました。
その強い意思があれば、素晴らしい30代が送れることでしょう。

債務整理を完遂するには、借金生活と決別するという強い意思があるかどうかが一番重要なのではないかと思います。

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