過払い金返還請求コラム集
過払い金の勘違い その1
最近、テレビやラジオCMの影響で、過払い金という言葉が世間に浸透してきたのか、「過払い金を取り返してください」や「過払い金が私にも発生していると思います」というご相談の電話をかけて来られる方が増えました。
そして、ご予約をとって、お話を聞かせていただくと、全然、過払いではないという場合が結構あります。
ということで、過払い金という言葉が少し一人歩きしている部分があると思いますので、過払い金の発生についてのメカニズムを2回に分けて書きます。
まず、第1に、高い利息でお金を貸金業者から借りていた必要があります。
具体的には、年18%(場合によっては15%)以上の借り入れである必要があります。
したがって、住宅ローンや、銀行からの借り入れの場合はそもそも、過払いにはなりません。
ただし、以前は、29.2%の金利だったが、現在は18%に金利を下げてもらったという場合は、以前、高い利息で借り入れをしていたので、過払いの可能性があります。
つまり、一度でも、18%以上の利息を払っていたということが過払い発生のためには、まず必要ということになります。
以下、次回に続く。
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