過払い金返還請求コラム集
遅い業者
過払い金返還交渉をしていると、何事も遅い貸金業者というのがあります。
取引履歴を出してくるのが遅い業者、交渉の担当者が決まるのが遅い業者、合意がまとまっても決済の下りるのが遅い業者、入金の遅い業者等、各場面で、それぞれ遅い業者があります。
過払い請求が殺到して、物理的に人員の手が廻らずに、仕方なく遅くなっているのか、嫌がらせで、あえて遅らせているのかは、はっきりわかりませんが、とにかく、遅い業者というのはあります。
確かに、過払い請求は殺到していると思います。
したがって、担当の窓口は大変なことになっているという点は否定できないと思います。
ですので、担当者も、それはそれで大変だと思うので、あまり、『いやみ』や文句は言わないようにしているのです。
(もちろん、正当な権利は強く主張します)
が、この前、あまりにも、毎回、毎回、何もかもが遅いので、以下のような『いやみ』を、言っちゃいました。
私 「過払い金の返還について交渉したいのですが」
某社 「担当者が決まっていませんので、決まりましたら、また、こちらから電話します」
私 「いつ、決まって、いつ電話もらえますか?」
某社 「約1ヶ月後の8月○日です」
私 「担当者決めるだけで、物凄く時間かかるんですねぇ」←『いやみ』のつもり
某社 「はい、皆さんに、よく、そう言われます」←『いやみ』が効いてない
向こうも、さるもの、たくさん嫌みや文句を言われているのかして、『いやみ』の返し方がうまいですなー。
遅い業者については、もう、何回も電話で催促するか、もしくは、時間稼ぎしている業者なら、任意の過払い返還交渉をすっとばして、すぐに訴訟提起するという方法もそれはそれで有効ですね。
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